進級・進学の時期ということもあり、お子さんのカウンセリングに関する問い合わせが増えています。
お子様のカウンセリングは、就学年齢(小学1年生)以上でお受けしております。年齢に関わらず、進め方は以下のようになります。
初回相談は保護者様のみ

こちらの相談室では、初回のご相談にはお子様の同席はなしで、保護者様のみでお話をお伺いしております。
ご両親がそろう必要はありませんので、お子さんのカウンセリングの必要性をより感じていらっしゃる方・ふだんのお子さんのご様子や今までの経過をよくご存知の方お一人にお越しいただければと思います。オンライン(ZOOM)での対応も可能です。
初回相談の際にお子様本人の同席をお勧めしていない理由は、以前の記事で詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
2回目以降でお子さんの心のケア
ここからがご本人の登場です。基本的には保護者様の同席はなしで、お子様のみでカウンセリングをおこない、終了のお時間にお迎えをお願いしております。
申し訳ございませんが、こちらの相談室には待合室がありませんので、保護者様には近隣のカフェや駅周辺でお過ごしいただいております。(ご近所にお住まいの方・中学生以上で自分で帰宅できる方はもちろんお迎え不要です。)
対面カウンセリングがお勧め
小学生のお子様の場合、まだコミュニケーションの力が発達途上ですので、大人のように自分の考えを言葉であれこれと述べたり、カウンセラーとのやりとりの中で新たな気づきを得たり‥というのは難しいことが多いです。中学生・高校生は言葉での表現力・思考力がだいぶ発達してきていますが、やはり可能でしたらオンラインでなく対面をお勧めします。
カウンセラーと直接会って場の雰囲気に安心すること、その信頼関係があってこそのカウンセリングであり、心のケアとして効果を発揮しやすいというのが一つの理由です。もう一点、箱庭療法など相談室でないと実施できないカウンセリングの手法があるため、というのも大きな理由です。
今回は、カウンセリングの導入部分についてのご案内でした。その後の進め方については、またの機会に書かせていただきたいと思います。
Posted by 梶原真弓