意見書作成を控えさせていただきます

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当面、裁判所に提出する意見書の作成を控えさせていただくことにしました。

最近、「離婚・面会交流調停(審判・裁判)をしているのだが、意見書を書いて欲しい」という主訴で来室される方が、非常に多くなっています。

いわゆる“子どもの連れ去り”に遭った方々からの依頼です。

“子どもの連れ去り”は青天の霹靂

“子どもの連れ去り”というと、ちょっときつく感じられるかもしれませんが、当事者からすれば、まさに青天の霹靂に遭遇したわけですから、強い言葉を使いたくなる気持ちもわかります。

「帰宅したら妻(夫)と子どもがいなくなっていて、二人の荷物も無くなっていた」
「子どもを連れて帰省したまま戻ってこない」
「突然、離婚調停の通知書が届いた」

どれもこれも、「まさか自分の身にそんなことが起こるとは!」というようなことばかりです。

親子関係は良好だったのに

そして、多くの場合「子どもとまったく会えなくなった」とおっしゃいます。

これは私のまったく個人的な感想ですが、「子どもを連れ去られ、子どもと会えなくなった」と来室する方の多くが、一緒に暮らしていたときには親子関係が良好だったように感じられます。

男性の場合、「いまだ男女の家事育児労働に負担に大きな開きがある日本で、こんな父親もいるのか」と思うほど、子どもの面倒をみてきた方も少なくありません。

しかしだからこそ、突然、子どもとの関係を断ち切られた悲しみは、深く、生きる望みも失ってしまうほどです。

子どもはどんな思いでいるのか

そうした方々のお話をうかがうたび、胸が痛みます。ご本人もさることながら、そんな父親・母親から引き離された子どもは、「いったいどんな思いでいるのか」と考えずにはいられません。

だからついつい「微力ながら、何かできれば」と思ってしまうのですが、このたび作成を控えることにいたしました。

何しろ、ことの経緯はかなり複雑です。もちろん、ケースによって事情はまったく違いますし、調停や裁判となると、その資料も膨大になります。

それらに目を通し、意見書を仕上げるにはかなりの時間を要します。数日で書きあげることはとうていできません。

ご希望される方にはまことに申し訳ございませんが、どうかご理解いただけたらと存じます。                           

Posted by 木附千晶 

Posted by CAFIC池袋