リワーク・カウンセリング①

相談室ブログ,心理療法カウンセリング

現代社会で働く世代のメンタル不調は珍しいものではありません。精神科や心療内科に通院しながら働く方も少なくないですし、中にはやむを得ず休職、もしくは離職される方もいらっしゃいます。

休職する際に所属先の手続きのために医療機関を受診して診断書をもらう、というのは事務的に必要な流れですが、その先の復職までをどうするか。病院で処方される薬だけで良くなるのか、数分~10分程度の医師の診察(初診を除くと一般的な診察時間はこのくらいです)を継続するだけで回復するのか等々、‘お休み中の過ごし方’や‘回復のめざし方’に悩まれる方も多いようです。

リワークとは

リワークとは、精神的な不調やストレスなどで休職した人が、職場復帰を目指すためのリハビリ的なプログラムを指しています。精神科や心療内科などの医療機関でそのようなプログラムを提供しているところもありますし、民間企業やNPOなどが運営する機関も増えてきています。
プログラムの内容は、機関によって異なりますが、体調管理や心理教育、作業訓練(パソコン入力や読書など)、対人訓練(グループディスカッションなど)が挙げられます。

リワークと心理支援

休職・離職に至るまでの経過や置かれている環境は人それぞれ、問題も各々異なっています。ご自身の心身のコンディションをふりかえり、なぜそうなってしまったのか、繰り返さないためにどうしたらよいのか、といった心理面について掘り下げて考えておくことは、再度の休職を避けるためにも非常に重要です。

リワークプログラムでも個人面談の機会が設けられていますが、あくまで「どうすればまた働けるか」という点に焦点化しており、利用者個人のメンタル不調の改善そのものを目指すというわけではなかったり、人間関係の持ち方・コミュニケーションについてじっくりと話し合う、というところまでは至らないことも多いようです。

個人カウンセリングは必要?

このようなお悩み・ご希望がある方はカウンセリングをご検討いただくとよいかと思います。

①メンタル不調が一時的なものというよりは中長期間にわたり継続している場合
②今現在置かれている環境や人間関係などプライベートでのお悩みがあり、結果として休職・離職せざるを得なかった
③この機会に自分の性格や考え方の傾向・対人関係の持ち方についてじっくり考えたい・見直したい

個人カウンセリングを通して、ご自身の心理的な課題や、休職の背景にある‘そもそもの問題’に無理のない範囲で向き合う、あるいは対処法を考えていくことが、メンタル面の根本からの回復につながります。

カウンセリングは服薬治療や集団でのリワークプログラムとの併用も可能です。通院中の方は、医師にあらかじめ相談の上、カウンセリングを開始されることをお勧めしております。
個人カウンセリングを通してのリワーク支援について、詳しくはまた機会を改めてご紹介させていただきます。ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。

Posted by 梶原真弓

Posted by CAFIC池袋