みなしごへの道(2)

CLUBみなしごブログ,生きている間

主治医がMCIの新薬投与ができる病院の紹介状を書いてくれたのは1月。はっきりとは言いませんでしたが、主治医からは「たぶん無理だと思うよ」という雰囲気があふれていました。

それでも、わずかでも可能性があるならばと、賭けてみることにしました。

甘くない現実

が、現実は甘くない。まず、検査の予約がなかなか取れません。
紹介された病院に電話すると、「すでに2月の予約は埋まっています。3月分の予約は2月1日13時からです」とのこと。2週間以上待つしかありません。

2月1日、親族を総動員して13時から電話をかけまくり、どうにか14時半頃に予約完了。「100回以上はかけた」(親族)とのこと。人気アイドルのコンサートのようでした。

もうひとつの試練は母が長年ともに暮らした愛猫の死でした。

愛猫の世話に苦戦

話はそれますが、年を越したあたりから、食欲が落ちた愛猫の世話に母はかなり苦戦していました。手を替え品を替え、いろんな缶詰やおやつを買ってきたつもりが・・・残念ながら認知症。

いつも同じ物ばかり買ってきてしまいます。ときどき「これは食べる!」というフードが見つかるのですが、それが覚えられない。私がネットで買うなどして、どうにかしのぎました。

愛猫の死から2週間後に検査

薬の投与もうまくいきません。免疫力が弱り、猫風邪が長引いていた愛猫に1日3回程度点眼点鼻薬をしなければならないのですが、これができない。回数が覚えられないし、やったかどうかもうろ覚え。

さらなる難題は、猫風邪の薬とは別に食欲増進剤も1日1回飲ませなければならなかったこと。専用のスポイトで体重に応じた量を与えるのですが、スポイトに印を付けておいても適量が分からないうえ、あごのあたりに噴射? するような状態でした。

数ヶ月は持つはずの食欲増進剤がわずか2週間程度で空になりました。

愛猫はみるみる痩せていき、2月25日に虹の橋へと旅立ちました。

そんな愛猫のお葬式から2週間後が、紹介された病院での検査の日でした。

(文責:C)

Posted by CAFIC池袋