10代に広がるカフェイン依存

10代の子どもたちのカフェイン依存が問題になっています。

カフェインは、コーヒー、お茶、解熱鎮痛剤など、多くの飲み物や市販薬に含まれています。
コンビニなどで手軽に買うことができるエナジードリンクが入り口になることもあるそうです。
また、ドラッグストアやショッピングサイトでは、エナジードリンクよりもさらに大量に摂取しやすいカフェインの錠剤がいつでも購入できます。

中高生男子の1割強が常飲

日本体育大学による全国10~18歳の約6000人を対象にしたエナジードリンクに関する調査結果(2020年)によると、「飲んだことある」と答えた割合は下記の通りでした(『NHK NEWS WEB』24年1月19日)。

・小学生 男児45% 女児27%
・中学生 男子58% 女子32%
・高校生 男子67% 女子45%

同調査をさらに詳しく掲載している『東京新聞』(24年4月11日)によると、中高生男子の1割強が「1週間に1本以上は飲む」と答え、こうした生徒は「夜中に目が覚めやすい」「何もしたくない」といった状況に陥る傾向があると分かったそうです。

海外では摂取基準も

世界保健機関(WHO)は、妊婦のコーヒー摂取を1日3~4杯までにすることを呼びかけています。

海外では基準を設ける国もあり、たとえば英国食品基準庁(FSA)は「妊婦は1日当たり200ミリグラム」、カナダ保健省(HC)は「健康な成人は1日当たり400ミリグラム(マグカップのコーヒー3杯分)」としています。

しかし、日本は「個人差が大きい」(厚生労働省)との理由から基準が設けられていません(厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」

いつの間にか依存症に

受験競争が白熱する中、「眠気覚まし」や「集中力アップ」を目的についつい手を伸ばしがちなカフェイン。しかし多量摂取が習慣化すると、いつの間にか依存症に陥っている可能性もあるので、ご注意を。

Posted by CAFIC池袋