さすらいの死後事務:その1
先日、母の月命日に、自宅近所のお寺に墓参りに行くと、
本寺に縁のある人は
- ①戒名はないものの骨壺から出した遺骨は永代供養・合祀塔地下に埋葬合祀できる20万円コース
- ②戒名あり、骨壺のまま供養塔内の安置棚に納骨し、33回忌終了後、骨壺から出し地下に埋葬合祀できる50万円コース
で、御霊を見守ります
という掲示物を発見!
ぼんやりと、両親の7周忌が済んだところで墓じまいのタイミングを考えようとしていた私には絶好の情報です。
合祀という方法で供養塔に先祖の亡骸を移動でき、自分もそこで眠ることができるはず。
しかし、ふと
「墓じまいの後、50万円支払っておけば合祀してもらえる・・・で、誰が寺まで私の骨壺を持って来てくれるのだろう?」
すでに父方親族は壊滅状態で、母方いとこなどはここに墓があることすら知らないはず。仮にお寺の住所を残しておいたとして、いったい誰が「納骨」などの面倒な作業をしてくれるのでしょう?
Clubみなしごメンバーの方が、「骨壺が宅急便で寺に届くんですよ(笑)」と発言されていましたが、確かに・・・。
そもそも、病院の遺体安置所はせいぜい2時間程度しかいられません(両親の場合)。
遺体から骨壺までもいろいろありそうな。死後問題はまだまだ奥深いような気がします。
行政による合祀などもあるようですが。